内藤 裕二/ 2018年 12月 21日/ 試験・セミナー

TL;DR

だいぶ時間があいてしまいましたが、毎週木曜日通っていた~Sapporo AI Lab AI人材育成プログラム~「AIエンジニア育成講座(初心者向け)」2セット目が終了しました。
1回目の参加以降について、まとめてレポートします。

セミナー内容

2回目~3回目

AI界隈でよく使用する、pythonの講習でした。
Colaboratoryを使用して、pythonの基本的な構文とモジュールの使い方を練習しました。
プログラミングの経験のあるエンジニアであれば、特に躓く部分はありませんでした。
この回でやったような内容はググればいくらでも出てくるので、独習できると思います。

個人的にはColaboratoryを知らなかったので、開発環境としての基礎知識を得られたのが収穫でした。

4回目

前回までとは打って変わって、いきなり実践でした。
Kerasを使用して、中間層1層の全結合モデルを作成し、MNISTの手書き数字認識を行いました。
基本的には、渡されたソースコードを写経していく、作業です。
MNISTは一度Chainnerで試したことがあったのですが、keras上のソースコードの部分ごとに解説がついているので、どの部分で何をやっているのかという見通しが非常によくなりました。
半面、用語の説明はかなり駆け足で、ソースコードを写経しながら、調べたい単語をその場でググる、という事を行いました。

5回目

4回目のさらに発展形で、kerasを使用して、CNNでMNISTの手書き数字認識を行いました。
基本的な流れは4回目と同様です。
今回は、受講者も作業に慣れてきたのか、ソースコードの入力および実行がかなりスムーズに進んだので、その後質疑の時間を取ってもらうことができました。

雑感

1~3回目までと、4~5回目の内容の濃さのギャップが大きい講座でした。
初心者向け、との事だったので、仕方ない部分もあるのかもしれません。
Colaboratoryを使用したpython実行を経験できるのと、講義やプリントで豊富にAI関連の単語が手に入るので、後々ググりながら自習していく素地にはなったのではないかと思います。