内藤 裕二/ 12月 28, 2018/ 雑記

一期目の最終営業日を迎えました

おかげさまをもちまして、North Torch株式会社は、黒字決算にて、一期目の最終営業日を迎えることができました。
思い返せば、社内・社外を問わず、様々な人に助けていただいた一年でした。
自分自身も取締役として、一部ではありますが経営の一旦を担わせて頂いたことで、これまで見たことのなかった世界を垣間見ることができ、大きく成長することができたと感じています。

North Torch株式会社は、バックオフィスを代表取締役である斎藤が、開発業務を取締役である自分が担当する、という形態で創業しました。
一期目の最後の更新ですので、この一年、社内唯一の技術担当として感じたことを書き連ねてみたいと思います。

「自分の技術力の限界 ≒ 会社の技術力の限界」となる恐怖

一番最初に感じたのは、自分自身の技術力の限界がそのまま会社としての技術力の限界となることに対する恐怖でした。

弊社は受託開発をメインに行っています。
案件として打診を受ける案件はWeb系から組み込み系まで、多岐にわたります。
打合せの場で私自身が解決策を提案できなければ、それはそのまま弊社自体が解決策を提案できない、という事になります。
もちろん、手薄な分野については他社に協力をお願いするのですが、それでも最終的には自分自身でとりまとめる必要があります。
このプレッシャーは、想像以上でした。

技術力を身に着ける、というのは、一朝一夕でできるものではありません。
必要になるのは継続的な勉強と、それを続ける意思の力です。
その意味では、自分の技術力不足に対する恐怖感というのは、継続的に勉強を続ける強烈なモチベーションとなったように思います。
勉強会やセミナーやイベントへの参加率は、前職時代よりもはるかに増えました。
技術情報に関する感度もかなり上がったと思います。

現在は社員も増え、社外に長い付き合いの技術者もできてきましたので、創業当初ほどのプレッシャーはありません。
とはいえ、まだまだ現場を離れられる状況ではありませんので、一人の技術者として、これからも精進していくと共に、自分自身がやってみた「勉強する姿勢」を社内に文化として定着させていきたいと考えています。

生活リズムが乱れる

弊社では、現在のところ、週一日の出社日を除き、テレワーク制を採用しています。
機材や契約の関係で変わりますが、会社に毎日出社する必要はなく、基本的には自宅にて開発作業を行っています。
これは弊社の仕事に客先常駐作業がほぼ存在しないために可能になっているのですが、自宅作業には弊害もあります。

会社員であれば、定時に会社に出勤し、会社から退勤します。
基本的に一定のリズムで生活しており、プライベートと仕事の切り替えが、通勤という物理的な作業を挟むことで、ごく自然に行えていました。
自宅作業では通勤という作業がないため、プライベートと仕事に切り替えを意識的に行う必要があります。
プライベートから仕事への切り替えに失敗すれば、結局はだらだらと過ごしてしまい、仕事のアウトプットが低下します。
仕事からプライベートへの切り替えに失敗すれば、いつまでも仕事を続けることになってしまい、生活の質が低下します。
自分のことを振り返ってみると、ある程度自分で生活のリズムをつかむまでは、プライベート側に偏っては仕事側に偏り、それを修正するためにまたプライベート側に偏り、を繰り返していました。
結局安定的に生活が送れるようになるまでに、1~2ヶ月かかったように思います。

上記の他にも同様のお話がちらほら見受けられますので、これは私固有の問題というわけでもないようです。
弊社がこれからもテレワーク制を採用していく限り、新しく参加してくれた方に対しては、この部分のケアも必要だ、という事だと考えています。

ネット上引きこもりからの脱却

会社員時代、SNSやブログ投稿はまったくしていませんでした。
勉強会やセミナーも年に1~2回参加する程度で、基本的には家族や社内の人間としか交流を持っていませんでした。

創業を機にtwitterQiitaへの投稿を始め、会社のホームページ開設後は、こうしてブログも(不定期ではありますが)継続して更新しています。
実際にやってみれば、現実社会でまったく接点のない人たちの考えに触れることができ、日々非常に勉強になっています。

twitterについては、会社情報の発信の練習として始めたのですが、今ではそれなりに自分自身での情報収集に生かせるようになってきています。
(まだまだ使いこなしている、とは言えませんが。。。)

ブログの投稿に関していえば、それが「業務」だという自覚を持つことで、継続して投稿する事ができました。
結局のところ、習慣にしてしまえるかどうかが要であって、一度習慣化してしまえばある程度何も考えずに継続できるようです。
業務で扱う技術範囲や考えの幅が広がったことで、以前ほどネタに困らなくなった、というのも一因でしょう。

前述のとおり、弊社はリモートワーク制ですので、業務連絡のほとんどはメールやSlackで行うことになります。
twitterやブログ投稿を行うことで、口頭とは異なるコミュニケーションで、誤解なく、読み手の受け取り方に配慮した文章を書くか、の訓練になっていると思います。

勉強会やセミナー参加と同じく、SNSを使用した情報発信を社内文化として定着させていきたいと考えています。

終わりに

自分自身に関して、また、会社そのものに関しても、一期目で感じた不足部分を、修正していく予定です。
「安定」というのは、「発生した課題に対処し続けることでバランスが取れている状態」のことであって、決して「何も課題が発生していない状態」のことではない、と考えています。
変化を続ける市場にあって、日々課題が発生するということは、裏を返せば市場に追随しようとして、自身を変化させているという事だと思っています。

その意味では、多くの課題を感じている現状こそが、健全な状態なのかもしれません。
来期も、できることを、できる限りやっていきたいと思います。

長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。
皆様、よいお年をお過ごしください。