弊社は2018年1月に操業しまして、おかげさまで現在4周年目の第一四半期を過ぎました。
社内システムの案件情報を整理していたら、会社の変化が如実に出ていたので、まとめてみます。
※ なお、グラフは売上月ベースなので、実際の作業期間よりも1~数か月遅れて計上されます。
TL;DR
- もともとWindowsのスタンドアロンアプリベースで出発している
- 2020年頃からWebシステム(python, php)にシフトしている
- 現在の主力案件はpython + django。(なんと売上の44%)
- 地味にC言語の開発が続いている
要素技術別売上割合をまとめてみた
創業からの要素技術別の売上割合は、下記のようになります。
創業期(~2018/12)
所属しているエンジニアがもともと持っていた技術に沿って、ほぼWindows上のプログラム開発のお仕事をさせていただきました。
C#(WPF)はWindows上で動くアプリケーション開発ですし、すっごい薄くあるC言語の案件も、Windows上で動作するアプリーケーションの付属DLLの開発です。
前半はそもそも内藤一人でしたし、途中から合流してくれたエンジニアも同じようなスキルセットなので、自然と自分たちが慣れている分野の案件をこなしていた印象です。
振り返ると、Web開発の経験がない、というところに漠然とした不安感はあったものの、まずは経営を安定させるのに奔走していた一年だったと思います。
安定期(~2019/12)
メインストリームはC#なものの、少しずつpythonの案件が浮上してきます。
ご縁があってAI関連のお仕事をさせていただく中で、AIエンジンとの相性を考えてpythonを選択していたと記憶しています。
この頃のpythonの案件はまだまだWindowsマシン上で動くアプリケーションの開発であり、Web技術はほとんど経験がありませんでした。(こんな記事も書いていますね)
ただ、引き合いとして確実にWeb関連の案件が増えており、慣れないながらも開発サーバのセットアップ等をやっていた記憶があります。
飛躍期(~2020/12)
大型の案件をWebアプリとして実装し始めます。
これまでWindowsアプリ関連でお付き合いさせていただいたお客様にも、Webアプリケーションとしてphpのシステム開発をご提案しています。
また、最適化エンジンの開発や、他社の最適化エンジンとの連携関連が増え、ついにpythonの案件がC#の案件を追い抜きます。
この年のpython案件はすべてWebアプリケーションの開発で、フレームワークとしてdjangoを使用しています。
そして現在(~2021/04)
AI関連のつなぎこみを行う案件が多く、半分以上がpython(django)の案件となっています。
今年はdjangoをベースとしたWebアプリケーションのコードベースの作成とナレッジの共有を目指して作業を進めています。
時代は変わっていく
過去3年を振り返りましたが、今後も主流の技術は変動していくと思います。
定期的に振り返ってみると、面白いかもしれませんね。
流行り廃りはあるものの、人が人間らしい生活を送るために、技術を使って課題を解決する、という姿勢に変わりはありません。
弊社は通年通して、一緒に働く仲間を募集しています。
興味を持たれた方がいらっしゃったら、こちらからご連絡ください!