内藤 裕二/ 2019年 5月 14日/ 試験・セミナー

TL;DR

『管理ゼロで成果はあがる』アクティブ・ブック・ダイアローグ® 読書会に参加しました。

読書会

倉貫さんの出版された管理ゼロで成果はあがる~「見直す・なくす・やめる」で組織を変えようという本を、アクティブ・ブック・ダイアローグ(ABD)という手法でみんなで読み込みました。
この手法は初体験だったのですが、簡単に言うと、下記のような手法で一冊の本を一気に読み込む読書会です。

  1. 対象の本の数ページごとに担当者を決める
  2. 担当者は自分の担当範囲は数分で読み込み、紙にまとめる
  3. 時間経過したら、担当した範囲の内容を順番にプレゼン
  4. 全部のプレゼンが終わったら、各人が掘り下げて議論したい部分を投票する
  5. 投票の多かった部分をいくつか抽出し、その部分に投票した人があつまってグループディスカッションする
  6. グループごとに、ディスカッションの内容をプレゼンする

ゲストとして参加されたソニックガーデンの倉貫さん曰く、北海道初上陸かも、とのこと。

制限時間がある中での担当範囲の読み込み、および、プレゼンするためのまとめ作りというのは、事前に創造していたよりも頭をフル回転させないとならず、なかなか大変でした。
ただ、短い時間で本の全体像がつかめるので、ABD終了後に再度対象の本を読み返すことで、より深い理解につながりました。

所感

今回対象とした本は、非常に平易な内容ですが、以前読んだ「ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」を非常に平易な言葉でかみ砕いた内容になっていました。
ところどころにちりばめられている倉貫さんの経験談と相まって、非常に理解のしやすい内容となっています。
ABDという手法も、本の内容も、自分の会社にどのように適用していくか、非常に考えさせられる読書会でした。