a_hamada/ 2025年 12月 26日/ 技術

はじめに

こんにちは、濱田です。

札幌にも雪が積もり、本格的な冬が到来しました。

さて今回は先日自社の作業用PCに入れていたDockerDesktopが壊れたときのことを書いていきます。
今考えるといろいろ予兆があったなと思ったので、なんか最近Docker調子悪いな…って思っている方の参考になればうれしいです。
ちなみに環境はWSL2+DockerDesktopでソースコードエディタはVisualStudioCodeを使用していました。

現象1:VSCodeが頻繁に落ちる

まず私がなんかDockerの調子おかしいな…って思い始めたのは、急にVSCodeが落ち始めたことが始まりでした。
私の時はVSCodeが突然「XX秒後に再接続します」というようなダイアログ出してきて動かなくなりました。
あと動作に急にラグが発生するようになったりもしていました。

こうなると決まって一度WSLを再起動しないと回復しないので、当時はかなり不便でした。

またちょっと話が逸れますが、DockerDesktopの設定で「Enable Resource Saver」がONになっていると似た動きになる場合があります。
本来一定時間動きのないコンテナなどのリソースを停止させて、また使用されると復帰させるような仕組みだそうですが、
その復帰させる部分がうまく動作せず、ただDockerが落ちたような動作になってしまうことがあるようです。

現象2:今まで見たことないエラーが出まくる

これの原因がDockerDesktopとは断定できないのですが、コンテナを作り直したりするときにコンテナビルドのコマンドが
よくわからないエラーで止まるというのが結構ありました。
docker-composeでコンテナビルドをする場合、大抵コンテナ立ち上げ時にコマンドを実行すると思います。
それらのコマンドのこれまで失敗したことがないようなコマンドでエラーが起きるようになりました。
例えばDjangoのコンテナビルドでDjangoをインストールしているのにmodule not foundが起きるみたいなことが起きていました。

現象3:ボリュームマウントができなくなる

あるときからボリュームマウントしたフォルダ配下にファイルが書き込まれなくなりました。
今思えばこれがあっなんかダメかも…と感じた現象ですね。
初めのうちはVSCodeの表示がおかしくなっているだけだと思って放置していました。
ちょうどコンテナ立ち上げ時にDBクリアするようにしていたコンテナを触っていたので特に不便でもありませんでした。
ただ通常の開発に使っている永続化のためにボリュームマウントしていたDBコンテナを立ち上げたときに毎回データが消えるので、やっぱりなんかおかしいなと…
当たり前ですよね、マウントできていないんですから笑
データがコンテナ内にしかないので立ち上げなおすと消えるのは当たり前です。
結局はDockerDesktop自体がおかしくなっていてそうなっていたのではないかなと今考えると思います。

まとめ

ちょっと短くなってしまいましたが、今回はDockerDesktopが不調の時に遭遇する(かもしれない)現象について、私の経験からまとめてみました。
もしどれかでも当てはまる場合は一度DockerDesktopをインストールしなおしてみると良いかもしれません。
この記事を読んで一人でももしや…と思っていただけたなら幸いです。

それではまた!

About a_hamada

2020年9月からWebプログラマに転向した半人前 日々勉強することばかり。 最近使っている言語はもっぱらPython