はじめに
こんにちは。T.H.です。
VSCodeでC#のアプリケーションを作成する方法を紹介します。
背景
C#のアプリケーションは基本的にはVisual Studioで開発するのが推奨されます。
今回わざわざVS Codeを使用するのは、「AIを利用したい」というのが動機になります。
Visual Studioで現在(2026/1)使用可能なエージェントはgithub copilot一択です。
github copilotも決して悪くはないのですが、
VS Codeであれば契約やPJに合わせて複数のAIエージェントを選択できますし、
機密保持などの都合で外部APIを利用できない場合でもcline経由でローカルのエージェント利用が可能です。
といったことから、状況次第でVS CodeでのC#開発の選択肢を持っておくことは有りなのではないかと個人的に考えています。
今回はC#の開発にある程度慣れている前提の記事です。
導入手順
Windows環境前提で進めます。
VS Codeの拡張機能から「C# Dev Kit」をインストールします。
自動的に他の必要な拡張機能(C#, .NET Install Tool)もインストールされます。
.NET SDKのインストールを促された場合は任意の.NET SDKをインストールします。
コンソールアプリ作成
VS Code上で、Ctrl+Shift+P で「.NET: New Project」、「コンソール アプリ」を選択し、PJのフォルダを指定します。
後は指示に従ってアプリケーション名などを指定します。
これで空のPJが作成されるのでここから開発可能です。
あるいは、VS CodeであらかじめPJフォルダを開いておき、Terminalで
$ dotnet new console
とすることで実行フォルダにconsoleアプリのテンプレートが生成されます。
こちらの方が必要ファイルが揃うため、おすすめです。
コンソール以外
以下コマンドでWPFの初期テンプレートが作成されます。
$ dotnet new wpf
以下コマンドでWepアプリの初期テンプレートが作成されます。
$ dotnet new web
ビルド実行
VS Code上のTerminalで以下のコマンドを打つことでそれぞれビルド、実行が可能です。
$ dotnet build
$ dotnet run
デバッグ
VS Code上のTerminalで以下のコマンドを打つことで、デバッグが可能です。
$ dotnet debug
あるいはF5でもデバッガが起動します。
VS Code上のデバッグ機能が使用可能です。
また、ここでは紹介を省きますが、他の言語と同様にlaunch.jsonを編集してのデバッグも可能です。
以上が簡単な導入~実行手順の説明になります。
注意点など
VS Code向けのWPFビジュアルエディタなどは無いため、XAMLはコードベースで作成し、動かして確認するしかありません。
どのようなユースケースが良いか
実際のユースケースについてですが、現状の環境では、
- 新規にちょっとした社内向け補助ツールや運用管理者向けツールを作成する
といったものに最も威力を発揮しそうです。
新規にconsoleやwpfのPJを起こし、基本的な仕様をmarkdownでさっと書き下して実装はAIにお任せ。
出来上がったものを少しずつ叩いて完成。といった流れで収まるものが良いでしょう。
VisualStudioのように強力なデバッガや、UIビジュアルエディタは無いため、
UIが複雑なアプリケーション、スレッド/プロセスの管理が煩雑な大規模アプリケーションでは持て余してしまう可能性が高いです。
その場合はVisualStudioのサブ環境として単機能の追加、解析補助として利用したほうがよい結果になりそうです。
まとめ
以上、AIエージェント利用を見越した、VS CodeでのC#環境の構築でした。
Windos環境下で小規模ツールを作成するには本当に便利なので、ぜひお試しください。
参考
https://code.visualstudio.com/docs/csharp/get-started
https://developer.mamezou-tech.com/blogs/2025/07/05/csharp_vscode/
https://zenn.dev/midoliy/articles/9e3cff958ff89ba151de