内藤 裕二/ 2022年 6月 3日/ 試験・セミナー

こんにちは、内藤です!
6/3(金)に17回目のトーチの会を実施しました。

今回はヤマダさんのお声がけで、トーチの会初の外部講師をお招きしての開催です!
JBUG札幌の巻 宙弥さんをお招きして、プロジェクト管理を体験できるボードゲームをみんなでプレイしてみました。
プレイするボードゲームは、プロジェクト管理ツールBacklogを提供しているヌーラボさんが作成した、「プロジェクトテーマパーク」というボードゲームです。
(残念ながら、現在は購入できない模様です・・・)

ゲーム外観

2022.06.10追記
巻さんご自身のブログでも取り上げてくださいました!

プロジェクトテーマパークやってみた in トーチの会 #Backlogボドゲ

【勉強会】

ボードゲーム紹介

当日の様子

まずは、ゲームのルールをざっと説明していただきました。

すっごくざっくりまとめると、個性があってやる気が変動するメンバと共に、顧客と信頼関係を築きつつ、6ケ月のスケジュールでテーマパークの建設を進めるゲームです。
一月ごとに予定(作業見積)をたて、必要な設備を建築していきます。
見積もり後、予期せぬイベント(良いものも悪いもののある)が発生したり、予定の作業が完了しなかったらお客さんからの「信頼ポイント」が下がったりと、なかなかリアルなルール・・・

ゲーム自体はIT業界に特化したものではなく、福祉関係の方々とプレイ会をやったこともあるとのこと。

細かなルールは、巻さんのnoteの記事をご覧ください!

1回目

ルールを確認しながら、ゲームを進めていきます。
見積会議は全員でわいわいやっていて、なかなか楽しいです。
小さな会社なのでほぼ全員同じプロジェクトチームにいためか、見積の方向性についてはあまりもめずに進みました。
実際の仕事で作業計画からみんなで参加する事はあんまりないので、すごく新鮮です。

いきなり「終わらない会議」で全員のやる気が落ちたり、「トラブルメイカー」のメンバのやる気が低空飛行だったり・・・
紆余曲折あるものの、設備の建設自体はかなり順調に進みます。
が、スケジュールの後半になってくると、なかなか建設しにくい設備が残ってきます。
特に難しかったのが「観覧車」で、サイコロを振って5か6が出ないと建築が成功しません。
結局最後まで観覧車を作ることができず、その失敗が祟って顧客の「信頼度」がゼロになって1ゲーム目終了。
運も実力のうち、とはいいますが、なかなか厳しいなぁ、と思い知らされます。

1ゲーム目結果

ほとんど設備が完成しているのに、顧客から見放されてしまいました。
「こういうこと、あるよね」と過去のプロジェクトの経験が頭によぎって、ちょっと切なくなります・・・

2回目

気を取り直して2回目です。
1回目とちょっとルールを変えて、建築に成功したメンバは連続して他の設備の建築にチャレンジしても良い、というルールでやってみます。
「マネージャ」が花粉症でいきなり不在になったりしますが、その分「新人」が八面六臂の活躍を見せ、かなり順調なスケジュール推移。
すべての設備を建築して完全勝利できるか、と思いきや、再びプロジェクトチームの前に「観覧車」が立ちふさがります。
「ジェットコースター」(かなり建築が難しい)完成の功績を担保にサイコロを振り直して挑戦するも、出目に振られて完成せず。
このゲームでは顧客の「信頼ポイント」を使用してサイコロを振りなおせるのですが、それでも完成しない。

スケジュールの最後の月、最後に残った顧客の「信頼ポイント」を使ってプロジェクト破綻するか、もう一度サイコロを振って「観覧車」を完成させて完全勝利するか、という究極の状況に直面しました。

天敵・観覧車

選択した行動は・・・もちろん、サイコロの振り直し。
気合を込めてサイコロを振りましたが、結果は建築ならず。
あえなくゲームオーバーとなりました。

2ゲーム目の結果

振り返り

ゲーム用に簡略化されていますが、見積や信頼ポイントの変動など、プロジェクト管理する部分についてはかなりリアルです。
実際、ゲーム中で考えている内容は、普段プロジェクト運営しているのとあまり変わりませんでした。
非常によくできたゲームで、参加メンバも楽しめたようです。

【ランチ】

今回のお弁当は、あいねくらいねなはとむじくさんでテイクアウトしました。
テイクアウトでもジューシーなハンバーグは健在で、お腹いっぱいになります。

お弁当

【終わりに】

プロジェクト管理はリーダやマネージャだけが理解できていればよいものと思われがちです。
また、メンバの立場で参加していると目先の作業に追われてしまうことも多いと思います。
それでも、プロジェクトを運営する中でどういった視点が必要になるか、は知っているに越したことはありません。
「プロジェクトテーマパーク」はその点が考えられた非常に良いゲームでした。

あと、純粋に楽しかったので、またやりたいです!